かなふくな日々ブログ

社長のブログ 2023.12.09

【相模原市版】お仏壇の処分の方法。バチあたりにならないための大切なこと

【相模原市版】お仏壇の処分の方法。バチあたりにならないための大切なこと

皆様こんにちは

 

毎日仏さまに感謝の日々。かなふく鈴木です 

 

ここ最近、かなふく鈴木にも、お仏壇の処分についてのお悩みがよく寄せられます。

 

処分の方法、費用、手順などを解説するウェブサイトはたくさんあるのですが、答えのない相談が「バチあたりにならないかな?」というもの。

 

そもそも「バチ」がどういうものか分からないので、「これ!」という解決策はないとは思うのですが、それでもその相談者さまの不安を少しでも解消すべく、かなふく鈴木なりの見解をお伝えいたしますね 

 

なお、相模原市における仏壇処分の方法についても要点をまとめていますので、どうぞ参考にしてみて下さい 

 

 

お仏壇の処分 3つの方法

 

お仏壇の処分には、主に3つの方法があります 

 

まずひとつは、購入した仏壇店に依頼して引取に来てもらうこと。

 

お仏壇のことを一番よくわかっているので安心してお任せできます 

 

二つ目は、遺品整理業者や解体業者に依頼すること。

 

お仏壇の処分は、引っ越しや家の売却に伴うことが多いようです。

 

その際にお仏壇の処分もまとめて相談してみましょう 

 

上のふたつの方法は、いずれも1万円~5万円くらいが相場だと言われています 

 

そして意外に思われるかもしれませんが、お仏壇はゴミに出すことができるんです 

 

相模原市の場合、次の3つの方法で処分してくれます。

 

  • 一般ゴミ。仏壇の一番長い辺が50㎝の場合は一般ゴミに出して構いません。無料で引き取ってくれます。ただし、仏壇がそのままゴミに出されているのはあまりよい光景ではないので、ビニール袋などに入れておきましょう。また、一般ゴミの収集対象は燃えるものに限るので、仏具は外して、金属や陶器のものは資源ゴミに出しましょう。
  • 戸別収集。事前に申し込んでおくことで、市が仏壇の回収に来てくれます。相模原市の粗大ごみ受付事務所に電話しましょう(042-774-9933)。収集費用は、1m未満が800円、1m以上が1,600円です。
  • 直接搬入。ご自分で相模原市内の3つの施設(南部粗大ごみ受入施設、北部粗大ごみ受入施設、津久井クリーンセンター)に直接持ち込みます。こちらは重さ計算となり、10㎏までは240円。以降10㎏ごとに240円が加算されます。

 

費用としてはゴミ収集してもらうのが一番安いのですが、ゴミとして出すことに抵抗がある人は、仏壇店や専門業者におまかせしましょう 

【相模原市版】お仏壇の処分の方法。バチあたりにならないための大切なこと

下取りってしてもらえるの?

 

何十万円、中には何百万円も出して購入したお仏壇だから、下取り価格も数万円、数十万円といい値段が付くのでは  とお思いの方も少ないでしょう。

 

ただ残念ながら、仏壇の場合、買取査定で値段が付かないこと、付いたとしても数千円であることがほとんどなんです 

 

理由はいくつか挙げられます。

 

一番の要因は、そもそも再利用の需要が少ないということ。

 

大切なご家族に入っていただくお仏壇。これまで誰かが使っていた仏壇を再利用することに、多くの方は抵抗を感じるようです。

 

また、ゴールドやダイヤモンドのように、仏壇の材質そのものに価値があればいいのですが、金具や金箔といった金の部材、黒檀や紫檀といった銘木に価値が付くのはごくまれです 

 

多くの場合、数十年と祀られてきたお仏壇ですから、汚れや劣化も少なくありません 

 

また、査定のための出張料や引取作業のコストを考えると、なかなか満足いく査定額にはならないというのが実情のようです。

 

【お坊さんの魂抜きは必要?】

 

お仏壇の処分でよく聞く声が、「お坊さんの魂抜きは必要なのか?」という声 

 

「お坊さんのお参りが全然なかった。魂抜きしないといけない?」

「菩提寺がどこか分からない」

「自分たちで心を込めて手を合わせたらいいんじゃないの?」

「お布施は高い?」

 

こうした本音があるようですね 

 

お坊さんの魂抜きをするかしないかは、あなた次第。

 

でも、かなふく鈴木は、ぜひとも魂抜きをしてほしいと思います 

 

というのも、お仏壇は、そこに仏さまがおられることを前提に祀られてきたわけですよね。

 

仏さまが守って下さる場所で大切な亡き人と向き合う。だからお仏壇には、ご本尊(仏さまを表す仏像や掛け軸)とお位牌(ご先祖さまや亡き人そのもの)が祀られているんです 

 

お仏壇を処分する前の、魂抜きというのは、そこに仏さまやご先祖さまの存在、人格、尊厳みたいなものを認めているからできることなんですよね。

 

仏さまには、「これまで、ご先祖さまをお祀りして下さってありがとうございます」という感謝を、そしてご先祖さまには、「いまから違う場所に移ってもらいますね」ということをお伝えするための儀式、それが魂抜きだと思うんです 

 

また、日本人は古くからこの世界のいろんなものに霊魂が宿ると考えてきましたよね。

 

「人形供養」や「針供養」というものが行われているくらいですから、ことさらお仏壇の場合は、魂抜きの供養をしてもらう方が、あなた自身の心の安定につながると思います 

【相模原市版】お仏壇の処分の方法。バチあたりにならないための大切なこと

大切なのは、処分のあとの供養

 

お仏壇の処分がバチあたりにならないためには、処分のあとの供養が大切です。 

 

供養とは本来お坊さんじゃなくて、みなさま自身が行うものです 

 

毎日の暮らしの中で、亡き家族や先祖に感謝をいだきながら生活できるか、存在を忘れることなくともに暮らしていけるか、こういうことを感じていてくれたら、きっとご先祖さまは安心してくれますよ 

 

そして、そうした心持があれば、仏壇を粗末に扱うこともなくなるでしょう。

 

きちんと魂抜きの供養をしてもらって、いまの家にピッタリな小さな仏壇に買い替えてお祀りする。

 

どうしても家で引き取れない場合、あるいはおひとり様の場合などは、お寺に永代供養をお願いする。

 

このように、亡き人を丁寧に供養することで、あなたの心の中の不安や迷いはなくなり、バチあたりの心配もなくなるでしょう 

 

 

【相模原市版】お仏壇の処分の方法。バチあたりにならないための大切なこと

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございました  

 

葬儀に関するご質問やご相談は遠慮なくお電話くださいませ。

 

 

【フリーダイヤル 0120-82-0333】

葬儀のかなふく 株式会社神奈川福祉葬祭

代表取締役 鈴木隆   

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
日本一小さな葬儀屋さん

自由に選べる
6つの葬儀プラン