母の日の供養のかたち。亡き母へ贈る「ありがとう」

こんにちは 神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)の鈴木隆です。
本日、5月の第2日曜日は「母の日」
この日は、日頃なかなか伝えられないお母さんへの感謝を、あらためて形にして届けることができる大切な日ですね
でも、母の日を迎えるたびに、心の中にぽっかりと穴が空いたような気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。
そう、すでにお母さまを亡くされた方々です。
今日は、母の日に寄せて、亡き母に「ありがとう」の気持ちを届ける方法を、少しだけご一緒に考えてみませんか?
母の日に、あなたはなにをしますか?
母の日。あなたはお母さんに何をしてあげますか?
かなふく鈴木の母はまだまだ健在。今年で88歳になります。
「温泉に行きたいよ~」と言っているのですが、高齢者の入浴はとても危ないですから、いっしょに美味しいご飯を食べに行こうかなと思っています。
もちろんその時は、赤いカーネーションを携えて
母の日といえば、赤いカーネーションが定番ですよね。「いつもありがとう」の言葉と一緒に、花束を手渡すシーンは、テレビや雑誌でもよく見かけます。
他にも、一緒に食事をしたり、手紙を書いたり、プレゼントを渡したり……。
お母さんの笑顔を思い浮かべながら、「何をあげたら喜んでくれるかな?」と考える時間もまた、母の日ならではのあたたかいひとときです
もちろん、形だけじゃなくて、「今日くらいはゆっくりしてね」「いつもありがとう」そんな言葉を伝えるだけでも、お母さんにとっては十分な贈り物になるはずです。
そしてこの母の日は、親子の絆をあらためて感じ直す、ひとつの節目でもあるように思います。
ふだんは、なかなかまっすぐ感謝を伝えるのって、照れくさいですよね
でも、こういう「記念日」があるからこそ、心の奥にしまっていた想いをそっと取り出せるのかもしれません。

亡き母への感謝の伝え方
「母の日に感謝を伝えたいけど、もう母はこの世にいないんです……」
お葬式の現場にいると、こんなお声を聞くことも少なくありません。
でもね。たとえこの世にいなくても、感謝の気持ちは、ちゃんと届くと思うんです。
むしろ、そういう“想い”こそが、何より大切なんじゃないかなと。
では、亡き母に「ありがとう」を伝えるには、どんな方法があるのでしょうか?
お仏壇にカーネーションをお供えする
赤いカーネーションは、「母の日」の象徴ともいえる花。
実は、母の日の始まりも、「亡き母をしのんで、教会にカーネーションをお供えしたこと」が由来だと言われています。
だから、お仏壇にそっとカーネーションを飾ってみるのは、とても自然で素敵な供養のかたちです。
「お母さん、今日も見守ってくれてありがとう」
そんな言葉を花に込めて手を合わせてみてはいかがでしょうか?
カーネーションの香りのお線香を焚く
最近では、バラや桜、ラベンダーなど、さまざまな香りのお線香が販売されています
その中でも、母の日にぴったりなのが「カーネーションの香りのお線香」。実はいろんなメーカーさんが販売しています。
やさしい甘さが広がるその香りに、きっと心がふわっとほぐれると思います。
「今年も母の日に、お母さんへの感謝を込めて…」
そんな気持ちが、煙にのって天まで届いてくれそうですね。

お仏壇参り、お墓参り
母の日に合わせて、お仏壇をきれいに拭き上げたり、お墓をお掃除してお参りするのも、立派な「ありがとう」の形です
「掃除なんて、普段でもできるじゃないか」と思われるかもしれませんが、こうして“日にちを決めて”丁寧に向き合うことに、意味があるのだと、ぼくは思うのです。
掃除をしながら、自然と心の中でお母さんと話している——無意識に過ごすこうした時間こそが、ぼくたちの心を豊かにするし、あちらの世界にいるお母さんもきっと喜んでくれるはずです。
どんなかたちでも、想いは届く
母の日に感謝を伝える方法は、人それぞれで構いません。
花を手向けるのもよし。手紙を書くのもよし。好きだった料理をつくって、家族で囲むのもいいですね
だいじなのは、「今年も母の日が来たね」と、お母さんを思い出すこと。
その記憶が、ふっと胸に浮かんだ瞬間に——
きっと、あなたの「ありがとう」は届いていると、ぼくは信じています
おわりに
生きていれば、照れくさくて言えなかった「ありがとう」も、もう会えなくなったからこそ、素直に言えることがある。
母の日は、亡き母を思い、感謝を届ける日でもあるんですね。

ご葬儀やご供養について気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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葬儀のかなふく 株式会社神奈川福祉葬祭
代表取締役 鈴木 隆