かなふくな日々ブログ

NEW 社長のブログ 2025.05.22

葬儀の待機日数の長期化による心理的弊害

葬儀の待機日数の長期化による心理的弊害

こんにちは。かなふく鈴木です 

 

最近、ご葬儀までの「待ち時間」が長くなっています。

 

「火葬場が混み合っている」

「家族や僧侶の都合がつかない」

「会館の空きがない」

 

さまざまな事情があるとはいえ、ご逝去から1週間以上お待ちいただくことも少なくありません 

 

今日は、その「葬儀までの待機日数」が、心にどんな影響を与えるのか。そして、そんなときこそ葬儀社にできることがあるのではないかということを、現場に立つ葬儀屋さん目線からお話しさせてください。

 

 

なぜ、葬儀までの日数が延びているのか

以前は、ご逝去から2日後、3日後にお葬式を執り行うのが一般的でした。

 

でも今は、そう簡単には進みません。1週間から10日近く待たなければならないこともしばしばです。

 

一番の理由は、死亡数の増加に対して、火葬場や式場の数が追いついていないことです。

 

特に、相模原市をはじめとする都市部では、希望する日時に火葬の予約が取れず、やむなく日程をずらさざるを得ないケースも増えています。

 

こうした現実が、ご家族の心にも大きな影響を与えているのです。

 

 

「先に進めない」という心理的ストレス

こうした待機日数の長期化で、何が起こるか。

 

それは、ご遺族の「こころ」が止まったままになってしまうということです。

 

もちろん、急ぐことがすべてではありません。

 

でも、気持ちの整理がつかないままの時間が何日も続くと、、、

 

「いつまでこの状態が続くんだろう」

「まだ死を受け止められていないのに、日常は進んでいく」

 

そんな違和感やストレスが、ご家族の心に静かにのしかかってきます。

 

“見送る”という大切なプロセスを、なかなか迎えられない。

 

それが、待機日数が長引くことによる、いちばんの心理的弊害かもしれません。

葬儀の待機日数の長期化による心理的弊害

会社や学校への懸念

葬儀までの日数が空いてしまうと、忌引き休暇の範囲を超えてしまうケースも出てきます。

 

実際、葬儀までの間に一度出勤して、また改めて休みを取って葬儀に参列する、という方も少なくありません。

 

自営業の方や、職場に迷惑をかけられない立場の方にとっては、葬儀を待ちながら仕事に戻らなければならないことも多くあります。

 

でも、心の中ではまだ見送れていない状態です。

 

その中途半端な日常が、かえって心の疲労を蓄積させてしまうのです。

 

日常に戻る前に、しっかりと別れを告げることの大切さを、あらためて感じずにはいられません。

 

 

延長料金の不安

さらに現実的な問題として、費用の心配もあります。

 

日数が延びることで延長料金が発生するのが、ドライアイスの費用と、安置施設の利用料です。

 

前者は、故人さまのお身体を保つために必要不可欠なものです。

 

後者は、自宅にお連れできない方の場合、どうしてもどこかの施設にご安置しなければなりません。

 

そうすると「こんなに日が空くなら、費用もどんどん上がってしまうのではないか」と、不安になりますよね。

 

中には、「そんなに日にちが空くなら、家に連れて帰った方がいいのでは」と悩まれる方もおられます。

 

もちろん、どこで、どんなふうにお体を休ませていただくかはご家族の判断です。

 

でもその判断を、金銭的な不安から迫られるのは、ぼくらとしても本意ではありません。

 

だからこそ、ぼくらにできることがあるのです。

葬儀の待機日数の長期化による心理的弊害

かなふくの配慮「追加料金なし!」

葬儀までの時間が長くなる。

 

それ自体は、時代の流れでもあり、誰の責任でもありません。

 

でもその間、ご家族のこころが少しでも楽になるために、かなふくでは次のような取り組みを行っています。

 

「安置料・ドライアイス代の追加費用はいただきません」

 

多くの葬儀社さんは、日数に合わせて安置料とドライアイス代を追加費用として請求しているはずです。

 

でも、かなふくではいただいておりません。

 

「火葬場の混雑で待たされるのはご家族の責任ではない」

「ならば、追加料金をいただくのはおかしいし、申し訳ない」

 

というのが、ぼくたちの考え方です。

 

なによりも、追加料金が発生しないという費用面での不安がひとつでもなくなることが、待機期間中のこころの支えになるのでは、という想いから取り組んでいます。

 

そして、かなふくは霊安室完備ですから、いつでもお身体の確認をさせていただきますし、ご家族がご面会できる環境を整えたり、不安なことがあればすぐにご連絡いただけるような体制をとっています。

 

ちょっとした相談でも、遠慮なく聞いてください。

 

「何かあったら、かなふくさんに聞けば大丈夫

 

そんな安心感を持っていただけるよう、心がけています。

 

 

おわりに

葬儀のかたちは、時代とともに変わっていきます。

 

でも、大切な人を見送るという行為の本質は、変わりません。

 

葬儀の日程が延びてしまったとしても、その間にできることは、きっとあります。

 

そして何より、一人の人間として、ご家族のそばで支えになれる存在でありたいと、いつも願っています。

葬儀の待機日数の長期化による心理的弊害

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

葬儀や仏事のご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。

 

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葬儀のかなふく 株式会社神奈川福祉葬祭

代表取締役 鈴木 隆 

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
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