かなふくな日々ブログ

NEW 社長のブログ 2025.09.06

ご存じでしたか?葬儀の席順がお焼香の順番です

ご存じでしたか?葬儀の席順がお焼香の順番です

皆様こんにちは

 

神奈川県相模原市の葬儀社・神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)の鈴木隆です。

 

お葬式って、人生で何度も経験するものではありませんよね。だからこそ、いざ自分が主催者側や親族として参列するとなると、「これってどうすればいいの?」ということがたくさんあります。

 

今回は、そんな中でも意外と知られていないけれどとっても大事な、

 

「葬儀の席順=お焼香の順番」

 

というお話です。

 

焼香の順番で迷わないために、ぜひこの記事を読んで備えておいてください。

 

 

葬儀の席順=お焼香の順番です

お葬式では、焼香の順番がとても重要です。そしてその順番は、席順そのもので決まるんです。

 

つまり、「どこに座るか」で、「いつ焼香するか」が決まる。これ、知ってました?

 

基本的なお焼香の順番は、次の通りです。

 

 ①配偶者

 ②長男夫婦(またはその家族)

 ③次男夫婦(またはその家族)

 ④長女夫婦(またはその家族)

 ⑤故人の兄弟姉妹(故人から近い順)

 ⑥その他の親族

 ⑦一般会葬者

 ⑧お手伝いの方々(近所の方など)

 

この順番に従って、前の方に座っている人から焼香をします。だから、式場での座席決めって、実はめちゃくちゃ大事なんです 

 

お焼香の順番って、どうしても親族内での立場や関係性を映し出してしまうので、そういうのを気にしないおうちならいいんですけど、気にするおうちの場合は、事前に座席表を作ることもあります。

 

ただ、実際の葬儀の現場では…

 

「どうぞどうぞ、あなた様がお先に」

「いやいや、わたしは最後の方でいいですから」

 

…といった譲り合いもまた、よく見られます

 

が、このあたりは臨機応変に対応したら大丈夫です。

 

要は、「この順番にみんなが納得、合意できているか」ということが大事なんです 

ご存じでしたか?葬儀の席順がお焼香の順番です

親族席と一般席の分け方

お葬式の席って、親族と一般参列者で分かれています。

 

でもその分け方には、大きく分けて2つのパターンがあります。

 

<パターン①:左右で分ける方式>

 

祭壇から見て右側が親族席、左側が一般参列者

…という分け方。

 

<パターン②:前後で分ける方式>

 

前方数列が親族席で、後方が一般参列者

…という分け方。

 

特に決まりはありませんが、葬儀社がその会場に合った導線などを計算して、配置します。

 

ちなみに、かなふく鈴木はパターン②を多く採用しています。

 

いずれのケースでも、お焼香の時にはスタッフがご案内しますので、落ち着いて係の指示に従ってください。

 

家族葬では、好きなように座ってOK

最近は、「家族葬」がとても増えました。家族葬では、基本的に故人と近い方しか参列しません。だからこそ、

 

「この人が先じゃないとダメ!」

 

…というカッチリした順番はあまり求められません。

 

とはいえ、喪主が最初に焼香を行い、その後は故人との関係の深さに応じて、自然な流れで焼香をしていくのがベターです。

 

「式典では誰が一番に焼香するのか」だけ決めておけば、あとはそこまで細かくこだわらなくても大丈夫。なにより大切なのは、心を込めてお見送りすることです。

 

また、焼香の順番であっても、たとえばご高齢の方や体調が悪い方がいた場合は、先に焼香してもらうこともあります。

 

そういう時はまわりが譲り合って、あたたかく送り出す雰囲気をつくりましょう。

 

昨今の葬儀は「しきたり」よりも「気配り」と「心配り」の方が、より重要になっていますからね。

ご存じでしたか?葬儀の席順がお焼香の順番です

席順が混乱するとどうなるか?

これは実話です。

 

あるお葬式で、親族が自由にバラバラに座ってしまったことがありました。

 

きちんと喪主さまに確認したのですが「うちはそのへん適当でも大丈夫だから」との答えだったので、そのことばを鵜呑みにしてしまったのです 

 

すると、いざお焼香のご案内の時に…

 

「え、私の次、誰ですか?」

「いや、○○さんじゃない?」

「いやいや、あっちの方が年上だし、○○さんが先じゃ…」

 

と、ちょっとした混乱が起こってしまったんです。

 

比較的少人数の家族葬だったので、瞬時に丁寧に対応したため、大きな問題にはなりませんでしたが、「順番ってやっぱり大事なんだなぁ」と感じた瞬間でした 

 

たとえ家族葬だとしても、ひとつひとつの座席表まで作らなくても、ある程度の座る場所、お焼香の順番を決めておく方が、混乱を防ぐことができ、より儀式に集中できることでしょう 

 

おわりに

席順とか、焼香の順番とか、ちょっと堅苦しく思えるかもしれません。

 

でも、お葬式というのは、心を込めて故人をお見送りする大切な儀式。

 

順番が決まっているからこそ、場に整いが生まれ、そこに流れる空気も落ち着きます。そうやってみんなが穏やかな気持ちで手を合わせられるのかもしれませんね。

 

今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

神奈川福祉葬祭では、葬儀の当日にそんな疑問や不安をすべて解消できるよう、やさしく丁寧にご案内します。

 

葬儀のこと、席順のこと、焼香の順番のこと。いつでもお気軽にご相談くださいね 

 

ご存じでしたか?葬儀の席順がお焼香の順番です

葬儀のかなふく(株式会社 神奈川福祉葬祭)

代表取締役 鈴木 隆

フリーダイヤル:0120‑82‑0333

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
日本一小さな葬儀屋さん

自由に選べる
6つの葬儀プラン