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NEW 社長のブログ 2026.05.16

直葬・家族葬で「葬祭費」を確実に受け取るための完全ガイド|申請のコツと注意点を専門家が解説

直葬・家族葬で「葬祭費」を確実に受け取るための完全ガイド|申請のコツと注意点を専門家が解説

皆さん、こんにちは。


葬儀のかなふく、鈴木です。

 

今日は、多くの方からご質問をいただく「葬祭費」について、直葬や家族葬の場合でも、申請で困らないためのポイントをわかりやすくお話しします。

 

以前、かなふくのYouTubeチャンネルで
「火葬だけだと葬祭費はもらえない?」
という動画を出しましたが、今でもたくさんのコメントをいただきます。

 

その中でも特に多いのが、
「直葬だから対象外と言われました」
「火葬式でも葬祭費はもらえますか?」
「どうすれば葬儀として認めてもらえるのでしょうか?」
というご相談です。

 

現在、相模原市では直葬・火葬式でも葬祭費は支給される様になりましたが、他の地域では そうとは限らない様です。

そもそも葬祭費は、国民健康保険や後期高齢者医療制度などに加入していた方が亡くなった場合に、葬儀を行った方へ支給される制度です。

金額は自治体によって違いますが、一般的には数万円程度が支給されることが多いです。

 

ただし、ここで大事なのは、葬祭費は「亡くなったこと」に対してではなく、「葬儀を行ったこと」に対して支給されるものだという点です。

ですから、単にご遺体を火葬場へお運びして、火葬だけをしたと見なされてしまうと、自治体によっては「葬儀を行っていない」と判断され、申請が通らないケースがあります。

 

では、直葬や火葬式、家族葬では葬祭費はもらえないのかというと、決してそうではありません。

大切なのは、その内容が「故人様を送るための葬送の場であった」と説明できることです。

 

たとえば、火葬炉の前でお花を手向ける。ご家族でお別れの言葉をかける。僧侶にお経をあげていただく。黙祷をする。短い時間であっても、故人様を偲び、見送る時間があれば、それは立派なお別れの儀式です。

直葬・家族葬で「葬祭費」を確実に受け取るための完全ガイド|申請のコツと注意点を専門家が解説

そこで、葬祭費の申請で大切になるポイントを3つお伝えします。

 

まず1つ目は、領収書の但し書きです。

 

ここは非常に重要です。領収書の但し書きが「火葬料」や「搬送料」だけになっていると、自治体によっては「葬儀費用ではない」と見られてしまう可能性があります。

ですので、葬儀社へ依頼する際には、あらかじめ
「葬祭費の申請をしたいです」
と伝えておくことをおすすめします。

そのうえで、領収書の但し書きには「葬祭料」「火葬式一式」「お別れ式費用」「葬儀費用」など、故人様を送る儀式としての内容がわかる表記にしてもらえるか確認しておくと安心です。

 

2つ目は、「お別れを行った記録」を残しておくことです。

会葬礼状、当日の進行表、葬儀社からの明細書、僧侶への依頼内容など、故人様を送るための場であったことがわかるものは、念のため保管しておきましょう。

大げさな式である必要はありません。大切なのは、形式の大小ではなく、故人様を見送る意思と、そのための時間があったかどうかです。

 

3つ目は、自治体へ事前に確認することです。

実は、葬祭費の取り扱いは自治体や保険者によって、少しずつ判断が違う場合があります。

ですから不安な場合は、申請前に役所の窓口へ、
「火葬式でお別れを行った場合、葬祭費の対象になりますか?」
「お別れ会という形式でも申請できますか?」
と確認しておくのが一番確実です。

 

このとき、「直葬です」とだけ伝えるよりも、
「家族でお花を入れてお別れをしました」
「炉前で読経をお願いしました」
「故人を送るための小さなお別れの場を設けました」
というように、実際に行った内容を具体的に伝えることが大切です。

 

また、コメントでよくいただく質問に、
「食事会は葬儀に含まれますか?」
というものがあります。

 

これも自治体によって判断が分かれるところですが、単なる食事ではなく、故人様を偲ぶための集まり、いわゆる精進落としやお別れの会として行われたものであれば、葬儀に関連する費用として認められるケースもあります。

 

ただし、これも必ず認められるとは限りませんので、領収書の内容や目的がわかるようにしておくこと、そして事前に確認しておくことが大切です。

 

直葬・家族葬で「葬祭費」を確実に受け取るための完全ガイド|申請のコツと注意点を専門家が解説

まとめます。

直葬や家族葬でも、葬祭費を申請できる可能性は十分にあります。
そのためには、
領収書の但し書きに注意すること。
お別れの儀式を行った記録を残すこと。
自治体へ事前に確認すること。

この3つが大切です。

 

葬祭費は、残されたご家族を支えるための大切な制度です。知らなかったために受け取れなかった、ということがないように、ぜひ正しい知識を持っておいていただきたいと思います。

 

そして最後に、私からお伝えしたいことがあります。

 

葬儀は、形の大きさだけで決まるものではありません。

 

直葬であっても、火葬式であっても、そこにご家族の想いがあり、故人様へ「ありがとう」「お疲れさまでした」と伝える時間があるなら、それは立派なお別れです。

 

大切なのは、後悔のない形で故人様を送ることです。

 

相模原市や近隣の地域で葬祭費の申請等、直葬・家族葬について不安なことがあれば、ぜひお気軽に当社へお問い合わせ下さい。

 

このブログでは、葬儀に関する不安や疑問を、できるだけわかりやすくお伝えしています。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう。


葬儀のかなふく、鈴木でした。

直葬・家族葬で「葬祭費」を確実に受け取るための完全ガイド|申請のコツと注意点を専門家が解説

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
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