生きている人の写真を棺に入れても大丈夫ですか?

皆さま、こんにちは
かなふく鈴木です。
葬儀のお手伝いをしていると、ご遺族様から時々こんなご質問をいただきます。
「生きている家族の写真を棺の中に入れても大丈夫でしょうか?」
昔から、「生きている人の写真を棺に入れると、その人を故人が連れて行ってしまう」などと言われることがあります。
私は個人的には、そのようなことは無いと思っています。
しかし、それでも私がお客様にお伝えするのは、
「もし後から気になってしまいそうなら、入れない方が安心かもしれませんね」
ということです。
なぜなら問題は、迷信が本当かどうかではなく、残された方の心だからです
例えば、お葬式の後に写真に写っていた方が病気になったり、事故に遭ったり、何か不幸な出来事が起こったとします。
すると人は、
「あの時、写真を入れたせいかもしれない」
「私が入れたからいけなかったのではないか」
と考えてしまうことがあります。
もちろん、それが原因であるはずはありません
それでも、一度そう思ってしまうと、その後何年も自分を責め続けてしまう方もいらっしゃいます。
葬儀とは、故人様を送り出すための儀式であると同時に、残されたご家族が後悔を減らし、前を向いて生きていくための大切な時間でもあります。
だからこそ私は、
「後から悩んでしまいそうなら無理に入れない」
という選択も大切だと思っています。
一方で、どうしても故人様に届けたいお気持ちがある場合は、お手紙を書いて差し上げることをおすすめすることがあります。
・感謝の言葉。
・伝えられなかった想い。
・謝りたかったこと。
・一緒に過ごした思い出。
そうした言葉は、写真以上に故人様への贈り物になることがあります。
そして何より、
「ちゃんと気持ちを伝えられた」
という安心感が、ご遺族の心を支えてくれることも少なくありません。
お棺に納める副葬品に燃えない物は入れる事ができませんが、唯一コレ
という正解はありません
大切なのは、故人様への想いと、残された方が後悔しないことです。
もし迷われた時は、「故人様が喜んでくださるだろうか」と同時に、「自分は後から心穏やかでいられるだろうか」という視点も持っていただければと思います。
葬儀は、お別れの場であると同時に、これからを生きる人の心を整える時間でもあるのです。
もし、迷われた時は遠慮なく”葬儀のかなふく”にお尋ねください
何を入れたら故人様が喜ぶか?
何を入れたら遺族の心が癒されるのか?
一緒に考えさせて頂きます。
葬儀のかなふく(神奈川福祉葬祭)
代表取締役 鈴木隆


